【米食味ランキング】で『特A』を獲得しました!
【米の食味ランキング】が発表されました。産地と品種ごとにランク付けされるのですが、先日発表された【食味ランキング】では、つや姫が『特A』を獲得しました。
デビューから毎年連続で『特A』を獲得しています。
つや姫をはじめとする山形県産米のポテンシャルの高さ、山形県の稲作に適した気候風土、そして生産者方々の熱意、それらを裏付けるデータと言っても過言ではないと思います。
山形県の北西部、日本海沿岸に庄内平野が広がっています。『庄内米』で名を馳せる、我が国屈指の米どころです。この庄内平野のほぼ真ん中に位置するのが『つや姫生誕の地』である旧・藤島町(現・鶴岡市)。1,000メートルの距離に対し高低差が1メートル未満という本当に平らな地形も【米どころ】と呼ばれる所以です。庄内平野に注ぎ込む月山水系の清冽な水、燦々と降り注ぐ太陽、肥沃な大地。つや姫の生育に必要な条件が全て整っている庄内平野。そして何より、生産者方々の【つや姫】に対する熱い想い。『大自然の恵み・人の熱意』この二つの力が合わされたからこそ、【つや姫】は誕生しました。
2011年、ひょんなご縁でJA庄内たがわさんや管内の生産者方々とお話しする機会を頂きました。その方々のつや姫に対する想いに胸を打たれ、『藤島のつや姫を全国のお客様へお届け出来たら・・・』との思いが強くなっていきました。そして、当店の【つや姫】は全て『つや姫生誕の地』である藤島産のお米だけを取り扱っております。お客様からは「ひと味違うね!」「もうつや姫以外食べられない!」など、多数の嬉しいお言葉を頂戴しております。米屋としてこのような素晴らしいお米に出逢えたことは大変幸せであり、米屋冥利に尽きます。『一度食べたらやめられない、一度食べたらクセになる』、つや姫はそんなお米です。
生産者の方から素敵なお話を伺いました。『米は1年に1回しか採れない。だから毎年1年生のつもりでやっています。』この方は稲作に従事されてから40年も経つ大ベテランです。そしてこんなことも仰います。『どれだけ田んぼに通ったかで品質が決まるんだよ!』毎日田んぼへ通うことで日々変化する田んぼの様子を把握し、目配り・気配りを怠らないのだそうです。自分の子供を育てるかのように慈しみの心で【つや姫】を育ててらっしゃいます。そして出荷の際は『娘を嫁に出す』気持ちなんだとか。私は手塩にかけて育てた大切な娘さんをお預かりし全国の皆様へお届けする・・・身の引き締まる思いです。生産者方々の熱い想いが込められた【つや姫】を皆様にお届けする橋渡し役としての幸せを感じております。
【つや姫】が美味しい理由は4つ。
1.~認定された生産者が栽培適地で生産~
山形県の定めた一定の水準をクリアし、山形県知事の認定を受けた生産者に限定されています。
2.~「有機栽培米」と「特別栽培米」に限定~
有機栽培米とは、農薬や化学肥料を使用せず栽培されたお米。特別栽培米とは、農水省の定めた『特別栽培農産物に関わる表示ガイドライン』に従い栽培されたお米です。
3.~高い栽培技術により生産~
つや姫の特性を最大限に発揮し、高品質・良食味、そして安全性を重視した栽培技術を徹底しています。
4.~食味をチェックして出荷~
品質確保のため、山形県独自の出荷基準を設定。タンパク質含有率6.4%以下のものだけを、【つや姫】として出荷しています。(同じ品種のお米でも、タンパク含有率が高いと粘りの弱いお米となります。日本のお米のタンパク含有率の平均は6.8%です。)
~炊いてほれぼれ 冷めても美味しい~ ご飯は冷めてからその真価が問われます。このキャッチコピーの通り、つや姫は炊きたてはもちろん冷めても甘さや粘りが損なわれる事がありません。お弁当やおにぎりでご飯を頂くことの多い私達。そんな日本の食文化の理に適った【つや姫】・・・まさに『お米の優等生』です。
その美味しさは科学的にも実証され、(財)日本穀物検定協会の食味官能試験や食味計を用いた試験でも、艶・香り・粘り・甘さ・うまみ・口あたり・粒揃いの全てにおいて、コシヒカリを上回る結果となりました。『日本を代表するブランド米』と呼ぶに相応しいお米です。
当店では通常販売の他に、お得で便利な『つや姫年間契約・定期購入』もラインナップしております。年間通してつや姫を味わって頂けるお得なプランです。是非一度、当店の【つや姫】をご賞味ください。
「つや姫」おいしさのルーツ
明治時代に山形県庄内町(旧余目町)で阿部亀治氏が育成した水稲品種「亀の尾」は、品種改良の交配親として盛んに用いられ、その良食味性が「コシヒカリ」や「はえぬき」に引き継がれています。この山形県育成品種である「はえぬき」は、平成3年に育成され、収量・品質が安定していることから、いもち病に弱く倒れやすかった「ササニシキ」に代わり、瞬く間に県の主力品種に駆け上がりました。
しかし、全国的に「コシヒカリ」の作付けが拡大していく中で、生産者からさらなる良食味品種が求められてきたことから、極良食味系統の開発が急がれました。
そこで、平成10年から「つや姫(山形97号)」を山形県立農業試験場庄内支場(現 山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)において育成しました。
育成期間を短縮するために、暖房した世代促進ハウス内で冬期間も栽培しました。また、ほ場での栽培では苗を一本ずつ植え、病気に強いか、収量が穫れそうか毎日観察しながら選抜しました。育成世代の早い段階から実際にご飯を炊いて食味試験を行いました。
「亀ノ尾」をルーツとして、日本で一番美味しいと言われている「コシヒカリ」を凌ぐ良食味のお米として開発されたのがこの「つや姫」です!

「つや姫」おいしさ評価
生産力検定試験(2002年~2009年)を山形県総合研究センターが実施しました。
「つや姫」の方がコシヒカリよりも全ての項目で勝っていることをご確認ください。