【つや姫】ようやく春を迎えたた山形です。

ようやく春を迎えたた山形です。今年の冬はいつになく長く感じました。

田んぼの雪解けも進み、籾殻を燻して作った灰を田んぼに蒔くなどして融雪を促しています。蒔いた灰も良い土づくりに一役買うこととなります。
稲はお米を採るだけではなく、その昔、藁は縄や草鞋などに、籾殻は枕の中身や緩衝材に。
米ぬかは、ぬか床や油を搾るなどの食用だけではなく、ぬか袋にして床を磨いたり、また入浴の際にぬか袋で体を洗い、お肌のキメを整えていたとか。
お米の研ぎ汁は庭に撒いたりタケノコなどのアク抜きに使ったりと、まさに捨てるところがありません。
いま声高に叫ばれているSDGsを日本人は遠い昔から既に実践していたのですね(^-^)

田植えに向け、種籾の消毒作業が行われています。
60℃のお湯に10分ほど種籾を浸して行われ、消毒と同時に発芽を促す効果があります。