つや姫、中国語で商標出願へ 「はえぬき」も、県が表記検討

県は22日、県産米「つや姫」にふさわしい中国語表記を検討した上で有望な輸出先と見込む中国、香港、台湾に対し、商標出願の準備を進めていることを公表した。

同日開かれた県議会本会議の一般質問で菅野滋農林水産部長が答弁した。県は平仮名交じりの「つや姫」、ローマ字表記の「TSUYAHIME」、シンボルマークの3種について中国、香港、台湾それぞれで商標登録を済ませている。

中国語表記の商標出願について、県新農業推進課は「現地の消費者が良いイメージを持つような漢字を当てはめて出願したい」と話す。「艶姫」とした場合、遊女などを連想させる可能性があり、慎重に検討する。「つや姫」に加え、主力品種「はえぬき」についても中国語表記を考案し、出願する予定。
2012年06月23日 山形新聞