山形の食を世界に発信 幕張メッセでアジア最大級食品・飲料展
アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN(フーデックス・ジャパン)2012」が6日、千葉市の幕張メッセで始まり、県内から20を超える食品関連企業・団体が出展、「おいしい山形」を世界に発信している。
やまがた食産業クラスター協議会、高畠町食品工業協会、県などによる実行委員会が計24社・団体で共同出展。山形市やJAやまがた(山形市)、庄内地域産業振興センターなどが独自にブースを構えた。
県産米の「つや姫」や米沢牛入り芋煮、玉コンニャク、漬物といった本県の主力商品がズラリ。加工品も山菜の水煮から、飛島のトビウオだしのつゆ、庄内柿のジュースにラ・フランスやデラウエアの飲む酢までバラエティーに富む。
会場は外食、流通、小売りなどの関係者でごった返した。各コーナー前では県内企業の担当者らが試食を勧め、商品の味と質の高さをアピール。本県の食品産業の層の厚さを印象付けた。
同展は日本能率協会などが主催。国内外の約2100社が出展し、主催者は9日までの期間中に8万人の来場を見込む。
2012年03月07日 山形新聞