つや姫:「農家そば店」4月に開店・鶴岡 地元のそば粉使った自慢の味
鶴岡市馬渡で農業を営む菅原國明さん(64)が、地元のそば粉や自慢の減農薬栽培野菜、「つや姫」などを使ったそば料理を提供しようと、4月の開店に向け準備を進めている。目指すのは、地産地消と健康に徹底的にこだわった「農家そば店」。「来てくれた人が食べて、身も心も元気になってくれれば」と話す。
エコファーマーとして、減農薬など人や環境にやさしい栽培方法で「つや姫」や庄内柿などを作っている菅原さん。得意のそば打ちの腕を生かし、自慢の農産物を味わってもらい農業に興味を持ってほしいと、そば店出店を企画した。
店は自宅の離れを改装し「だだちゃのがんこそば 伯楽亭」と名付けた。そば粉は朝日地域産のもので、ビタミンCやベータカロテンなどが豊富な庄内柿のつぼみを使ったお茶をつなぎにして作り上げた手打ちそば。アユやかつおだしなどを使用した自家製つゆに、旬の野菜の天ぷら、「つや姫」のおにぎりをセットにして提供する予定だ。
2012年02月07日 山形新聞