農産品を大阪でPR、展示商談会 県内の11企業・団体参加
国産農産物の展示商談会「アグリフードEXPO 大阪2012」が14日、大阪市のアジア太平洋トレードセンターを会場に2日間の日程で始まり、県内からは11企業・団体が参加。「つや姫」や米粉加工品、農産物などを出品した。
日本政策金融公庫が主催。大阪での開催は5回目で、今回は全国から過去最多の463企業・団体が出展した。期間中は小売店や商社、飲食店のバイヤーなど1万人以上の来場を見込んでいる。
同公庫によると、375社が出展した昨年の入場者は1万1489人。会期中の商談件数は1社平均28.6件、成約は1社平均5.0件に上ったという。
今回、県内企業のブースでは、米粉を原料にしたギョーザの皮やビーフン、柿のジュースといった加工品をはじめ、つや姫とはえぬきのセットなども注目を集めていた。
出展した県内業者は「大阪の飲食店との取引がないので、今回の機会を大阪進出の第一歩としたい」と話していた。県内からの出展企業・団体は次の通り。
舟形マッシュルーム(舟形町)▽田和楽(鶴岡市)▽りぞねっと(真室川町)▽山形県▽酒田市、JA庄内みどり、農業・仁助屋(以上酒田市、共同出展)▽鶴岡市産地強化協議会、JA庄内たがわ、JA鶴岡(以上鶴岡市、共同出展)▽JAみちのく村山(村山市)
県内の11企業・団体も参加し、加工食品や農産物などを売り込んだ「アグリフードEXPO大阪2012」=大阪市・アジア太平洋トレードセンター
2012年02月15日 山形新聞