「つや姫」など県産4品種、最高の特A 11年産米食味ランキング
日本穀物検定協会(東京都)は7日、2011年産米の食味ランキングを発表し、本県産の「はえぬき」「つや姫」など4品種がいずれも最高評価の特Aに輝いた。
本県産米の特A受賞は「はえぬき」が18年連続、「ひとめぼれ」が8年連続、「コシヒカリ」が7年連続、10年秋にデビューした「つや姫」が2年連続。同協会は08年産まで本県産地名を内陸、庄内に分けて試験を行ってきたが、09年産以降は全県に統一している。結果を受け、県産米ブランド推進課は「県産米全体の評価向上と販売拡大に弾みがつく」と歓迎した。
11年産米の試験対象は44道府県から寄せられた129産地品種に上った。同協会の専門員20人が昨年11月以降、食味試験を行い、外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目について基準米と対象品種を比較評価した。
5段階評価で最も上位の特Aには、本県産の4品種を含む26産地品種を選んだ。
2012年02月08日 山形新聞