全国の選手らに「つや姫」を提供 全国高校スキー大会
つや姫レディから米俵を受け取る蔵王温泉観光協会の斉藤長右衛門会長(右)=山形市・蔵王体育館 山形市蔵王温泉スキー場で30日から開かれる第61回全国高校スキー大会に出場する全国の選手らに宿泊地で県産米「つや姫」を味わってもらおうと、山形つや姫ブランド化戦略推進本部(本部長・吉村美栄子知事)は25日、蔵王温泉観光協会(斉藤長右衛門会長)に500キロを贈呈した。
贈呈式は蔵王温泉の蔵王体育館で行われ、武田一夫県県産米ブランド推進課長が「全国の高校生に『つや姫』のおいしさを知ってもらい、それぞれの地元に戻ってから、PRしてもらうことを望みたい」とあいさつ。つや姫レディの石川阿沙恵さんが斉藤会長に米俵をプレゼントした。
過去、県内で開かれた高校スキー大会では選手らからご飯への厳しい“声”が出たこともあり、県外関係者の米どころ山形に対する期待は大きい。斉藤会長は「食で全国の選手、大会関係者のもてなしをするのに当たって『つや姫』の贈呈は強い味方を得た気持ち。日本一安全でおいしい米をしっかりアピールしたい」とお礼を述べた。
2012年01月26日 山形新聞