「つや姫」「はえぬき」の良食味コンクール 新庄・味や粘りなど競う

最上地域良食味米コンクールが6日、新庄市の県最上総合支庁産地研究室で開かれ、「つや姫」部門は柿崎啓一さん(52)=金山町朴山、「はえぬき」部門は田中豊さん(67)=鮭川村庭月=がそれぞれ最優秀賞に輝いた。
品質、食味の良い最上産「つや姫」「はえぬき」を目指し、新・米づくりやまがた日本一運動最上地域本部が主催。管内8市町村から両部門に計92点の応募があり、玄米のタンパク質、アミロースの含有率、良質粒歩合、白度など7項目の1次審査を経て、両部門の上位2点を最終審査した。
審査員22人が炊きたてご飯を食べ比べて香り、軟らかさ、粘り、味などを総合的にチェック。表彰式で柿崎さんは「栽培に自信を持った。つや姫のトップブランド米作りに貢献したい」、田中さんは「一丸となって良質米づくりに励みたい」と喜びを語った。
2011年12月06日 山形新聞