つや姫の認定生産者4529人 12年産、作付面積は2倍超に
2012年産つや姫の生産について、山形つや姫ブランド化戦略推進本部(本部長・吉村美栄子知事)は2日、生産者4529人、作付面積6500ヘクタールを認定すると発表した。11年産に比べて生産者は約1200人増え、作付面積は2倍以上になる。12年産の収量は3万2500トンを見込んでいる。
地域別の生産者数は、村山地域919人(作付面積1232ヘクタール)、最上地域478人(同644ヘクタール)、置賜地域1101人(同1479ヘクタール)、庄内地域2031人(同3145ヘクタール)。
今夏の募集に応じた4529人全員が認定された。いずれも経営面積や高品質生産が可能な栽培要件などを満たしている。12年産の作付面積は6月に6500ヘクタール程度に拡大する方針を決めており、生産者間の面積配分について調整した。
新規の生産者を対象に来年1月下旬に各地で講習会を開く。栽培法などの技術指導に加え、種苗法に関する法令順守事項についても学ぶ。
2011年12月02日 山形新聞