28日は病院食に「つや姫」 山大病院、サービス始める
28日は「2(つ)8(や)姫の日」-。山形大医学部付属病院は同日、「つや姫」を使った病院食を毎月1回提供するサービスを始めた。
昨年と今年の10月に1日限定で提供したところ入院患者から大好評。通常使う「はえぬき」より割高で予算的には赤字すれすれというが、「患者さんの喜びには代えられない」と毎月の定番化に踏み切った。1回当たり約60キロ(約460食分)を使用する。
「つや姫」は院内の調理場で水加減にこだわって炊かれ、白米はもちろん、おかゆでも甘味が際立ち、おいしく仕上がっている。栄養管理部長の鈴木民夫教授は「県内の患者さんは米のおいしさを知っている。つや姫で食欲を増進させ、元気になってもらいたい」と話している。
2011年11月28日 山形新聞