愛知でのPR成果を知事に報告 やまがた若者キャラバン隊

県の若者交流推進事業「やまがた若者キャラバン隊2011」(10月20~24日)の報告会が12日、県庁で開かれ、愛知県内で本県をPRした若者たちが、吉村美栄子知事に成果を語った。
事業には20~38歳の39人が参加。仙台-名古屋間のフェリーで洋上研修しながら、愛知県内では班ごとに県産農産物や観光のPR活動を企画、展開した。
報告会には約30人が出席した。愛知県内で行ったアンケート結果から「県産米『つや姫』を知る人は4割」「山形のイメージは『遠いところ』だった」と説明。さらに「PRは特産品を売ることではなく、交流することと気付いた」「県産品の新たな販路を開拓した」「長く付き合える仲間ができた」などと活動の手応えを語った。
吉村知事は「キャラバンが成長の糧になったと分かった。一緒に山形を元気にしよう」と激励。押切珠喜総合コーディネーターは「共に努力し喜ぶことで強まった絆を大切にしてほしい」と総括した。
2011年11月13日 山形新聞