「つや姫」やラ・フランス、秋の味覚ずらり 東京でやまがた産直市始まる
県内の旬の味を集めた「やまがた産直市」が27日、東京のJR上野駅で始まった。果物や新米、地酒などが並び、ひっきりなしに行き交う買い物客や観光者に本県の食の豊かさをアピールしている。
中央改札前のコンコースに設けられたブースには、秋の味覚がずらり。ラ・フランスや県産米「つや姫」が真ん中に置かれ、真っ赤なリンゴ、ツヤツヤの庄内柿が彩りを添える。白菜に里芋、純米酒やワイン、地ビールも。
各店の担当者とともに、ミス花笠や「つや姫レディ」が「おいしい山形」を売り込み、観光をPR。米沢市のマスコットキャラクター「かねたん」も応援に駆け付け、子ども連れを引きつけた。
産直市はJR東日本が「地域再発見プロジェクト」の一環として開催。県とやまがた観光キャンペーン推進協議会との共催となっている。29日まで。ミス花笠らが連日、花笠踊りや、正解者に「つや姫」を贈るクイズ大会を繰り広げる。
2011年10月27日 山形新聞