保留音でも「つや姫」CM 県庁などの電話900台でメッセージ

県産米「つや姫」の販路拡大に向け、県は週明けの24日、すべての電話機の保留音を「つや姫」のテレビCMで流すメッセージに切り替える。「つや姫」がデビューした10年度に続く取り組み。
県によると、県職員らが受け取った電話で、通話を一時中断する際、保留機能を兼ねる「転送(フラッシュ)」を押すと、相手側に「つや姫」のCMメッセージが流れる仕組み。
「つや姫」のテレビCMは22日、首都圏と県内で放映開始の予定。作家阿川佐和子氏と男性ナレーターが「いい香り」「山形の『つや姫』、今年も納得の新米ができました」などと語りかける。
県内では12月いっぱいCMを放映予定で、これに合わせて保留音でのメッセージ活用は12月28日まで。対象は県庁と県議事堂の約900台すべての電話機。
県の電話機は現在、「転送」を押すと山形県民の歌「最上川」が流れる。
2011年10月22日 山形新聞