「つや姫」の稲刈りイベント・新庄
2年目の販売開始を控えた県産オリジナル水稲品種「つや姫」をPRしようと、山形つや姫ブランド化戦略推進本部(本部長・吉村美栄子知事)は25日、新庄市の県立農業大学校で稲刈りイベントを行い、同校の学生や新庄神室産業高の生徒と吉村知事が、黄金色に実ったつや姫を刈り取った。
同校では、4年前からつや姫の栽培に取り組んでおり、ことしは5月に40アールの圃場に田植えした。吉村知事は学生、生徒らと鎌を使って稲刈り。刈り取った稲は、天日干しにするためくい掛けした。学生や生徒、関係者ら約70人が参加した。
吉村知事は「県外でつや姫の知名度をさらに高めるには、この2年目が正念場。全国のトップブランドにするため、先頭に立って売り込んでいきたい」と決意を語った。ことしのつや姫は、県内で10月8日、首都圏では同10日に発売。山形市と東京都内で、販売開始に合わせてイベントが開催される。
2011年09月25日 山形新聞より