つや姫サミット、県外の関係者が圃場視察
「全国つや姫サミット」に参加した県外の自治体、農業団体関係者らを対象にした県産オリジナル水稲品種「つや姫」の圃場視察が26日、山形、寒河江両市で行われた。
約100人が参加。山形市の県農業総合研究センターでは、県の担当者が「つや姫」と「コシヒカリ」を並べて育成する圃場を案内し、草丈が短く倒伏しにくい「つや姫」の品種特性などを紹介した。その後、寒河江市の土屋喜久夫さん(58)、山形市の伊藤徹雄さん(60)の圃場をそれぞれ回った参加者は「収量はどの程度か」「肥料の種類は?」などと質問し、生育具合を観察していた。
サミットは、今秋デビュー2年目を迎える「つや姫」を県外産地に広くアピールするため、山形つや姫ブランド化戦略推進本部(本部長・吉村美栄子知事)が初めて開催。初日の25日は山形市内で意見交換会を開き、本県の他23道府県から合わせて約200人が参加した。
2011年08月27日 山形新聞