つや姫種苗法に基づき品種登録
県産米新品種「つや姫」が9日、種苗法に基づいて品種登録された。登録によって、ブランド価値がより高まることが期待される。
県県産米ブランド推進課によると、品種登録は県が2009年2月に農林水産省に申請し、同省が現地調査や県の提出した資料に基づいた審査を行ってきた。
品種登録により、県は種苗法で定められた育成者権を今後25年間保有することになり、県の許可なく栽培したり、譲渡したりできなくなる。
同課は、「生産者や作付面積を限定して作り上げてきたブランド性をしっかりと守れる」と歓迎している。
(2011年8月10日 読売新聞)