つや姫使った化粧品開発 東京の会社、美白・保湿の効果期待

これであなたも「つや姫」みたいな“もちもち肌”に!? 化粧品販売の「アヴニール」(東京都、坂本一義社長)が県産米新品種「つや姫」の米粉を使った化粧品を開発し、「TSUYAHIME(つやひめ)」のブランド名で14日、県内で先行販売を始めた。他の化粧品と比べて高い美白や保湿効果が見込めるといい、全国で順次、発売する。
 同社の調べでは、「つや姫」は他のブランド米と比べ、美白効果の高いガンマオリザノールと保湿効果を高めるアミノ酸が多い。5種類の化粧品はどれもすっきりとした使用感が肌に優しく、リフトアップ効果もあるという。モニターからも好評を得た。
 さらに「おいしさと際立つ白さという『つや姫』のブランドイメージが化粧品にぴったり」(坂本社長)。米粉が沈殿するのを防ぐため試行錯誤を繰り返し、半年以上かけて製品化にこぎ着けた。

2011年01月15日 山形新聞より抜粋