山形県が総力あげて売り出している新品種「つや姫」。

何年か前の「はえぬき」「どまんなか」の失敗を糧に、ものすごいブランド化が図られていたことを知りました。
よくJAがOKしたなあ…と思うその戦略とは、
①特別栽培米及びそれに準ずる栽培内容であること
②栽培期間中の圃場確認が何度か入る・栽培記録の提出
③できた米のたんぱく含有量7.5%以上のもの及び3等以下のものはつや姫の標記はできない
これは厳しいですね。驚きました。
種もみも「作りたい」と言った農家全てに渡したわけではなく、3町以上の認定農家で上記条件を満たせる人のみ。
実は山形県の米栽培総面積の5%未満の面積でしか栽培されていないのです。
特別栽培でも何てことなかったのですが、慣行栽培の人から見ると上記の条件はけっこうハード。誰にでもできるという話ではなかったようです。