「つや姫」本格栽培 県産米、新ブランドへ

大分県は本年度、県産米の新ブランド確立を目指して極(ごく)わせ品種「つや姫」の本格的な産地化に取り組む。夏場の高温に強い上、県内で主力となっているヒノヒカリより田植えや収穫が早く、作業時期を分散できる利点がある。食味にも優れ、需要が望めることから生産拡大を進める。 つや姫は山形県が育成した新品種で、2008年に同県が奨励品種として採用した。大分県はヒノヒカリの作付けが水稲全体の約8割を占めており、一極集中を解消する品種導入が課題となっていた。
2011/06/09 09:36 【大分合同新聞】